「俳句の島」では、今の時代を俳句で残す以外に、写真・画像でも残して
ゆきたいと考えております。
俳人の足跡を辿る写真、日本の美しい自然の写真、季節の花・動物・
行事・人物他何でもあなたが「今」を感じて撮られた写真をお寄せ下さい。
吟行記録、写真も歓迎します。
佳いお写真は「俳句の島」にお名前と場所を記して掲載させて頂きます。
ご投稿頂きました写真は、大切に保存させて頂きます。
以上
一茶双樹記念館吟行(流山) (8月18日)
小林一茶忌全国俳句大会への投句する句を作るため、8月18日に流山の
一茶双樹記念館吟行を有志6名で実施しました。
当日は10時に南流山駅に集合し、タクシーで一茶句碑、双樹句碑と墓の
ある赤城神社、光明院(旧長福寺)を吟行後、徒歩2分の一茶双樹記念館を
吟行し、三方開け放たれた26畳の和室から石庭を堪能し、一茶の遺品等を
鑑賞しました。
その後、100m足らずの江戸川の土手からの眺望を楽しみ、タクシーで
駅に戻り、三回の句会(3句出し、5句出し、7句出し)の句会を行いました。
当日は、小林一茶忌全国俳句大会への出句を作るため、当季縛り、嘱目縛り等、一切の制約を外し、句会を実施しました。
初めての経験でしたが、学ぶことも多く、是非今後も同様の吟行会を開催をしてゆきたいと思います。
晴天ではありましたが、暑さも少し落ち着き、3時間足らずの吟行でしたが、地元句会の方のご案内もあり、大変楽しい吟行会となりました。
ご参考まで当日の写真を以下、掲載致します。
四十九日の法要が終わった金子兜太先生のお墓に行きました。
4月23日藤の花盛りの秩父は、長瀞のひとつ隣り(寄居方面)の野上駅
から徒歩5分ほどにある金子兜太先生のお墓は、鎌倉時代に遡る歴史のある臨済宗南禅寺派「普光山総持寺」にあります。寺紋は五三の桐です。
山門前の畑の葱坊主が迎えてくれました。
以下山門を入った本堂、寺の「由緒」の説明版、七地蔵、兜太先生の句碑、その先の兜太先生のお墓、寺務所に飾られた兜太先生直筆の句、山門の神木の赤松、野上駅の写真を掲載致します。
句碑の手前には、丈の高い宝塔(十三段以上ありました)がありました。
その先に白山吹の花と真っ黒い実が一緒に見られました。
金子兜太先生のお墓はその十数メートル先にあります。立派なお墓で、その前は孟宗竹の林です。
近くには、大手毬の木と、奥には朴木が数本あり、諸葛采の花が咲いていました。
お墓の写真は、俳句をされる檀家の方が我々4人を撮って下さいました。
その後、普段着のお寺の方(ご住職?)がお墓にいらして下さり、色々と
お話を伺いました。
その後、吟行句会を行いましたが、金子兜太先生の句の本物の巨きさに触れ得たことが、句に大きく影響しました。有季定型が基本の参加者ですが、
何故か無季の句が2つも出句され、それぞれ受け入れられました。
また前日までの句会では全くなかった新しい句の形が特選を集めました。
機会を改め、何度か伺いたいなと思います。
以上
コンシエルジュ
【金子兜太先生の菩提寺とお墓の写真】(2018年4月23日)